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ポスト震災社会のサステイナビリティ学−地域と大学の新たな協働をめざして−

978-4-902590-36-4
978-4-902590-36-4

震災から共生・協働を再考する

形式:
書籍
著者情報:
田村誠・伊藤哲司・木村競・加藤禎久・坂上伸生 編 三村信男 監修
発行年月日:
2014年3月25日
判型 / 頁数 :
A5 / 220頁
ISBN :
978-4-902590-36-4
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「まえがき」より

私たちには震災からの復旧,復興という緊急の課題と持続可能な社会づくりという長期の謀題への取り組みの双方が必要とされています。
新たな社会,いわゆる「ポスト震災社会」における様々な課題の中で,はたして,サステイナビリテイ学や私たちはどんな役割を担うことができるのでしょうか。
私たちも試行錯誤しながら,震災調査,気候変動,再生可能エネルギーなどの研究・教育を通じて,大学と地域,科学と市民が協働する取り組みを進めているところです。
このように,東日本大震災を受けて改めて私たちが探求してきたサステイナピリティ学の到達点と今後の展望を論じるため,本書を企画するに至りました。

第I部 はじめに
1章 大震災を受けて考えるサステイナピリテイ学

第II部リスクに対応する社会
2章 東日本大震災の記録と教訓
3章 気候変動と自然災害への対応
4章 工学技術への正当な信頼を築くために

第III部 自然共生社会の実現に向けて
5章 持続可能な農業と自然共生
6章 自然共生の新しい姿
7章 自然エネルギーの可能性

第IV部 新たな市民社会のあり方
8章 被害の不平等性
9章 市民運動論
10章 震災後のコミュニテイの課題

第V部おわりに一復興,持続可能な社会に向けて
11章 サステイナピリテイ学教育
12章 サステイナピリティ学は何ができるか