会員の機関誌として、本会と会員、会員同士を結びます。農芸化学が対象としている食糧・生命・環境分野ばかりでなく、広く自然科学の中から問題を取り上げ、それらを化学的・生物学的視点から平易に解説しています。また、最新研究の話題や産業界の動向などについても紹介しています。会員以外の方も、書店等で購入できます。また、最新研究の話題や産業界の動向などについても紹介しています。

【目次】

《巻頭言》
創薬の秘訣 / 松尾 憲忠
《今日の話題》
ハイドロゲルの船底防汚塗膜への応用 / 平沢 洋治
哺乳動物細胞PDIファミリー酵素の生理的な基質の同定 / 門倉 広
酵素を用いた紅茶テアフラビンの効率的な生産法 / 奈良井（金山） 朝子
セスバニア根粒菌がR-bodyを生産する意義とは / 青野 俊裕
細胞はどうやってリピート遺伝子の数を数えるのか？ / 飯田 哲史
《解説》
酢酸菌におけるセルロースの合成 / 田島 健次, 今井 友也, 姚 閔
宿主特異性がもたらす根粒共生の多様性 / 川原田 泰之
慢性腎臓病発症に関する第2の「キノリン酸仮説」の提唱 / 小林 謙一
《セミナー室》
高圧力がDNAに及ぼす影響 / 高橋 俊太郎, 杉本 直己
野菜の生産に生分解性プラスチック製農業資材を使い，労力とゴミを減らす / 北本 宏子